SURFING

移住で気づいた見栄とギター

以前の私はあらゆる物に執着していました。その中でも特に付き合いが長いギターに関しては、ほぼ同じ用途なのに複数本を所持していました。本体の色はブラックで統一して、スタンドに並んでいるのを見て所有欲を満たしていました。

しかし、移住を考え始めたタイミングから物の整理を考え、ギターの本数が多ければ多いほど、弦交換やチューニングなどのメンテナンスがストレスになり弾くのが億劫になっていることに気付きました。

私のギター歴は20年以上あり、ここ最近メインで弾いていたのは1973年製のGibson les paul customとSHECTERの8弦ギターでした。その他にはEpihoneのレスポール、Fenderのアコギ、Bacchusのベース、Pignoseのミニギター、Sepia Crewのミニアコギ、ウクレレがありました。

それぞれ思い入れのあった楽器達でしたが、物へ執着したところで何も残らないことに気づいてからは8弦ギターとミニアコギ以外は手放しました。

正直、ビンテージのレスポールだけは手放すのにかなり躊躇しました。古いギターは年々市場価値が上がり、手放したらもう買えないといつ不安があったからです。実際売却した時も買った金額よりも高く値がつきました。

しかし、再度冷静に考えると、重量が5kg以上あったのでバンドの練習でスタジオでは使用せず、家で弾くぐらいでした。そして、市場価値の高いギターを所持しているという見栄のために持っているだけなんだと気付き手放す決心をしました。

必要なギターのみに絞ってからは以前よりも、自然とギターに触れる回数が増えました。また、埃を落としたり弦を変えないといけないという余計なストレスも感じなくなり、よりギターという楽器に愛着が持てるようになりました。