【サーフィン】初心者が買うと後悔するウェットスーツの種類

初心者サーファーが買うと後悔するウェットスーツがあります。それはネットなどに破格で売られている海外企画のウェットスーツです。

ウェットスーツは袖丈と裾丈の組み合わせで多様なスタイルがあります。しかし、関東より南の地域であれば冬用のラバー素材で裏地がついているセミドライと春から秋にかけて使用するジャージ素材のフルスーツ(ジャーフル)があれば年間通してサーフィンすることが可能です。真夏であればウェットスーツもいらず、Tシャツに水着のスタイルでリラックスして波乗りできます。

もちろんサーフィン歴が長くなればそれに応じてウェットスーツのバリエーションを増やした方がベターですが、初心者の方であればセミドライとフルスーツがあれば快適にサーフィンを楽しんで頂けると思います。

ちなみにセミドライに関してはオーダーをお勧め致します。生地が厚いのでサイズが合わないとパフォーマンスに影響があるのと冷たい海水が少しでも入るとかなり不快なためです。

しかし、フルスーツに関しては日本企画のものを選んで頂くことで、吊るし(既成品)のウェットスーツでもストレスフリーでサーフィンを楽しんで頂けます。

ネットなどに破格で売られている海外企画のウェットスーツの中には有名ブランドの商品もありますが、同じブランドでも日本企画と海外企画の商品とでは大きくクオリティが違います。

インポートなどの表記があれば親切でわかりやすいですが特に記載がなく、2、3万ぐらいのプライスレンジのものは要注意です。ネットでは一見して違いがわからないのが、大きな落とし穴となっています。

日本企画と海外企画で何が違うのかと言いますと、保温性と耐久性が異なります。
海外企画のものはコストカットのために見えない部分で手間が省略されております。せっかくフルスーツをゲットしても、保温性が低いと着れる時期が限定されてしまい、結局もう一枚買い足さなくてはいけない羽目になってしまいます。

また素材のグレードも低いものを使用しているため、日本企画のものと比較すると劣化が早いのが特徴です。
それでは実際にどこが違うのかを具体的に述べていきたいと思います。

縫製の違い

一つ目は縫製の仕方です。ウェットスーツはボンドで接着後、場所によってはさらにステッチを入れて補強しております。主に縫い方は二種類あり、貫通させて縫うぶち抜きの方法と、裏面まで針が出ないようにして表面のみを縫い合わせるすくい縫いという方法があります。
ぶち抜きの縫製のメリットは工程がラクなため手早くミスなく縫えます。そのため大幅にコストカットできます。デメリットは生地を貫通させて縫っているので、そこから浸水してくることです。ガバガバに水が入ってくる訳ではありませんが、長時間海に入ってくると保温性の差は歴然です。ほとんどの安い海外企画のウェットスーツがこの仕様で縫われており、値段が安い主な理由の一つになっています。それとは逆に日本企画のウェットスーツは大抵がすくい縫いで処理されております。

また国内の工場では生地の断面に一枚ごとに細い刷毛を使ってボンドを塗っておりますが、海外では幅の広い刷毛で数枚重ねた生地をボンドを一塗りしています。生産性は高いですが、ボンドの量にムラができてしまい、それにより浸水や劣化を早める要因になってしまいます。

素材の違い

表記が3mmでも実際さわり比べると海外企画の方が薄く感じます。これは生地の密度の違いによるもので同じ厚みでも耐久性が違います。
このことは同様にラバー部分にも当てはまリます。こちらもコストカットのため、低いグレードのゴムを使用しており、密度が低く軽く弾力性に欠けます。使用していくとヘタリも早く、伸びて薄くなってしまいます。また表面は無事でも内側で亀裂が入り浸水してしまいやすいのが特徴です。
逆に高いグレードのゴムは密度が高いため、弾力性があり強度を保ちながら柔軟性を備えています。耐久性があるため耐用年数も長めです。

パターン(型紙)の違い

ウェットスーツは洋服同様に型紙があり、基準となる体型があります。これに関しては日本人と欧米人の体型が異なるためイメージしやすいと思います。
普通の服でもインポートものはサイズがMの場合は日本サイズのLに当たり全体的に大きめな作りになっております。
海外企画は欧米人を基準に作っており、袖丈や股下が長めになっております。またウェットスーツで最も重要な首、手首、足首もやや大きめな作りになっておりますので、浸水しやすくなってしまいます。

まとめ

海外企画の商品を否定的には書きましたが、特性を理解した上であえて夏用のフルスーツとして所有するのはありだと思います。しかし、初心者の方にはまずは長いシーズン着れる日本企画のウェットスーツをおすすめします。
両者の見分け方は店舗であればケアラベルやメーカーのタグに日本の代理店の名前が記載されているかどうかで判別できます。ネットですと有名ブランドで2万ぐらいのフルスーツであれば一度ショップに問い合せして確認する方が良いでしょう。
日本企画のフルスーツがあれば一年の3分の2は着用することができます。しっかりしたものを選択すれば消耗品のウェットスーツの中でもコスパの良いものになります。
また、サーフィン歴が長くなれば多くの種類のウェットスーツが欲しくなりますが、サーフトリップに行った時などは何着も持っていくのは荷物の重量が増えてしまうので結局フルスーツかセミドライしか持っていかないものです。
使用していない状態でもウェットスーツは劣化してしまうので、初心者サーファーは安い海外企画のウェットスーツを選んで後悔するよりも、日本企画のウェットスーツを長いシーズン、ヘビロテするのが最も効率が良い選び方だと思います。

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